カナダ ノースウェスト準州イエローナイフ編
続いて、アラスカと並んでアークティックの玄関口であるイエローナイフへ。
目的は...そうオーロラである。
まずは、イエローナイフの市内から。
アルバータ州エドモントンからは、カナディアン・ノース航空でイエローナイフへ。
機内食では日本食サービスが。寿司は欧米人にも人気で、KIKKOMANの醤油まで付いている。
イエローナイフ空港は雪に覆われていた。さすがは北緯62度の世界。
ノースウェスト・テリトリーの州都であるイエローナイフは、人口約18,000人、世界で10番目に大きいグレート・スレイブ・レイク湖畔に位置し、カナダで最も北にある都市である。古くは金鉱などの鉱山で栄え、現在もカナディアン・ダイアモンドの産地として裕福で、小さいながらも活気のある街である。
この時期は最低気温はマイナス28度以下になるという。
滞在中は日中マイナス15~18度、最低気温でもマイナス21度と暖かい(?)日であった。
長野の太平洋側と同様、気温は低いが豪雪地帯ではなく、晴天が多い街である。
イエローナイフ唯一のスポーツ用品店。アイスホッケーや各種スケート靴などのウィンタースポーツ用品と共に、ノースフェースやマウンテンハードウェア、コロンビアなどのODウェアやノースフェースのダウンシュラフやMSR、プリムス、カスケードデザインといったOD用品が並ぶ。品数は決して多くはなかったが、アウトバックオーブンなども展示しておりなかなかのお店。しかし、物価は高くお買い得感はない。
フェザークラフトやスキンカヤックは...勿論そんなものは置いていなかった...
北海道より遥か北の北緯62度に位置するこの街は、シーカヤックの元祖とも言うべきスキンカヤックを操り狩をしていたイヌイット族を含む先住民の子孫が共に暮らし、街のあちらこちらにArctic文化を伝える施設や民芸品店などが見られる。
州議事堂には本物のポーラーベアーの毛皮や先住民のティピのオブジェクトなどが飾られる。
自然に敬意を表し、先住民との共存を図っているとのことである。
すぐ近くにあるフレイム・レイクと言う小さな湖の上から湖畔を眺める。
完全に氷結した湖面は凛とした空気が漂う。
ポーラーベアーを模った車のナンバープレート。さすがはArctic Town。
右:マーケットには巨大はステーキ肉がところ狭しを並ぶ。肉だけはそう高くはない。
みやげ物店にはこんなものも...かつてはカヤックが狩りの道具であったのだろう。
ここでもクリスマスツリーが...じゃなくて服装の話。
北海道などもそうらしいが、外はとんでもなく寒いが屋内は集中暖房でかなり暖かい。防寒対策は必須であるが、寒暖の差が激しいので、汗をかかないあるいはかいた汗の対策も必要である。
化繊やウールのアンダーウェアとともにインシュレーション入りのアウターも重要であるが、ここではレイヤードが基本のミッドウェア(中間着)が役に立った。特に、ダウンのインナーパンツなどはオーロラ鑑賞時にはオーバーパンツのインナーとして使う他、街中ではインシュレーション入りのアウターパンツとして大変重宝した。
フェザーフレンズのヘリオスパンツは、軽量コンパクトながらハイロフトで非常に暖かい上に、フルジップでブーツを履いたまま着脱できるのでレイヤードウェアとして大変使い勝手が良かった。お勧めである。
| 固定リンク
コメント
うらやましいぞ~!!!!
投稿: pace | 2005/12/14 02:12
paceさん>
僕はpaceさんのカサラノがうらやましいっす。
あと知床廻ったとこなんかも...
投稿: Hiroki Yoshida | 2005/12/14 23:03