カナダ オーロラ編
北緯62度に位置するイエローナイフは、地球の磁北を中心としたオーロラベルト上に位置し、晴天率が高く、オーロラ鑑賞を目的としたツアーが多く企画されている。
理由はわからないが、世界的にはオーロラを鑑賞したがるのは日本人ばかりで、ごくたまに中国人や他のアジア人が鑑賞にくるそうだが、欧米人は殆ど興味を示さないらしい。
わざわざ日本人観光客(自分のその内の一人なのだが...)の集団に混ざって行くのも俗っぽくて嫌だったが、ここまで来たら見ない訳にはいかない。
街中でもオーロラは見えるが、車で40分ほど離れた、街の明かりが届かない特別な鑑賞施設でオーロラを見ることになった。
初日は生憎、分厚い雲に覆われて残念ながらオーロラは観測できなかった。
しかし、翌日は雲ひとつない星空に恵まれ、活発なオーロラの発生とともに、月に1度あるかないかという「ブレイクアップ」にも遭遇することができた。
オーロラ鑑賞地には、暖かいドームやキャビン、ビジターセンターなどもあり、暖かい飲み物や軽食なども用意されている。中は汗ばむほど暖かい。
レンタルの防寒装備に含まれていたソレルの防寒ブーツ(左)と持参したソレル・カリブ。アッパーの材質と丈が異なるだけだが、保温性を重視して鑑賞地ではレンタルのソレルを使用した。ただし、ジャストフィットサイズは望むべくもない。グローブは中がボアでできた皮製のミトン。BC用のナイロンオーバーグローブも持参したが、保温だけならこちらのほうが遥かに暖かかった。ナイロングローブはカチカチに凍っていた。
ソレルの隣に見えるのが、今や旧式の135mm銀塩フィルムのコンパクトカメラ Nikon 28Ti。幸い今回のオーロラ写真は全てこれで撮影することができた。リバーサルフィルムで発色良く撮影したいところだが、リスクを考えてISO400の高感度ネガフィルムを使用した。素人撮影だが、思いのほか撮れていたようだ。
月明かりのために色が若干薄いが、淡い虹色の発色が見られた。
実際の肉眼では、ここまではっきりとした違いまで識別できなかった。
Nikon 28Ti Nikkor 28mmF2.8 Time mode撮影。20~40s f2.8 ISO400 ∞
様々な形を見せるオーロラ。イエローナイフは、オーロラベルト上に位置するため、東西南北どちらからでもオーロラが発生する。上の4枚もそうだが、撮影にはこのようなカーテン状のDescrete Auroraが適している。
Nikkor 28mmF2.8 Time mode撮影。30s f2.8 ISO400 ∞
オーロラを撮影するには、長時間露光機能が必須である。f2.8/ISO400でも20~40秒。
オーロラの活動が盛んな場合、その間にもどんどん形が変化していく。
左下や右下の写真は、ブレイクアップと呼ばれるオーロラの爆発の様子である。
写真としては「らしくない」が、天空で繰り広げられる活発な動きはまさに「爆発」であり、どんな優秀な一眼レフとレンズでも捕らえることなどできない天体ショーである。
今回、貴重なブレイクアップに遭遇できたのは本当にラッキーであった。
残念ながら、その素晴らしさは自分の目と記憶にしか残すことが出来なかったが、機会があれば是非肉眼で見られることをお勧めしたい。
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コメント
sugoiすごい
よくこんな写真が撮れましたね(●^o^●)
投稿: 焚火音楽亭 | 2005/12/14 09:02
焚火音楽亭さん>
自分でも良く撮れたなとは思いましたが、意外と難しくは無かったです。最近のコンパクトデジカメなら充分綺麗に撮れていたようですよ。
投稿: Hiroki Yoshida | 2005/12/14 23:07
時々休日にのぞいていたんですけど
なんか、だんだん内容が凄くなってきたね。
オーロラにはびっくりしました。
探検家のHP見てる見たい。
投稿: たっちゃん | 2005/12/18 12:44
たっちゃん、お久しぶり!元気ですか?
> 内容が凄くなってきたね
うーん、そうかなぁ。まぁ、単に遊んでいるだけという感じですね。大した内容じゃないですよ。
オーロラ写真は、意外とちゃんと撮れてたんで自分でも驚いています。たっちゃんの28Tiはまだ元気?やっぱりいいカメラですね。
また、覗いてやってください。
投稿: Hiroki Yoshida | 2005/12/18 17:37