週末テレツアー
週末は不良亭主と化して、テレマーカーの友人達とともにスキーツアー。
初日は、中部のN夫妻と三人で北八つへ。ロープウェイ山頂駅から反時計周りで、五辻、麦草峠、雨池と巡る一周約10kmのアップダウンコース。
「ステップカットの板が疲れなくて良いよ」との忠告を無視して、いつものシール歩行で挑んだが、案の定足への負担がじわじわ効いてきて、雨池峠の登りはやっとの思いで登攀できたという感じ。勿論、最後のゲレンデ下りはヘロヘロの情けない状態になっていたのは言うまでもない。
推定体脂肪率一桁?台のアスリート系爽やかコンビのN夫妻。
軽快なカルフのステップカット板に、クライミングサポートワイヤを装備、更に直登用全面シールで武装したツワモノである。いつの間にか、夫婦でグレゴリーユーザーになっていたりして、なんだかんだと言いながらも一たび必要と判断された道具に対しては徹底的な拘りを見せるのである。
翌19日は、いつものういり師匠とインフルエンザから回復したばかりの子供達、そして埼玉のKさんが加わり、大人五人、子供二人のパーティとなって、湯ノ丸山までのスキーハイキング。
頂上が近づくにつれて斜度もきつくなり、子供達も辛そうであったが、皆無事に頂上に到達。快晴の360°パノラマを満喫する。しかし、風が強くて早々に撤収した。
埼玉のKさん、オスプレイのバックパックやストーブなどODgoodsにはかなりの拘り派。今日も、Wookyのバックパックを背負っていた。 頂上で記念写真。逆光で顔が暗くなってしまった。申し訳ない。
頂上からは、風裏の東斜面を滑り降り、途中からスキー場方面へ回り込んでいく。師匠は勿論、KさんもN夫妻も、結構な急斜面とアイスバーンでも上手く滑り降りていく。僕はと言うと...滑ると言うより殆ど転がり落ちていただけであった。あぁ情けない...
左:景色が綺麗だけど、どうやって滑り降りるんだろうかと、しばし心配になる。
右:こんなの良く撮ってくれました。折角なんだから、もうちょっと格好良く滑れよな>自分。
photo by T.N
二日間とも天気は上々。風を避け、青空の下で食べる暖かいランチは最高である。
しかし、僕の123Rは、ポンプが不調で加圧できず、おまけにメタも忘れてプレヒートに苦労する。昨日はそれでも何とか湯が沸かせたが、今日は結局Kさんのジェットボイルのお世話になる。それにしても、オプションのポンプは高価なくせに理由も判らず良く駄目になってしまう。使い手の問題もあろうが、いざと言う時に使えないのは何とも悔しい思いである。 ジェットボイル...実用的で良さそうである...
今回小型のGPSレシーバーを使ってみた。シーカヤックなどで流されて救助を求めるような時に、緯度経度が判れば捜索の一助になるかと思って買ったのだが、その前に雪山デビューとなった。
カヤックの時はアクアパックに入れてデッキ上へ、自転車の時はハンドルへ、スキーの時は...腕に装着。GPS holder by Canyon Inc. APE http://www.ape-canyon.com/sb_top.html
高価な地図入りモデルではないが、カシミール3Dで作っておいたウェイポイントと比べながら現在位置や高度を確認できるのは便利である。更に、移動中のログを取り込めたりと、カシミールと組合せて使うとなかなか便利。
左:北八つ 反時計廻りコース。凍った狭い登山道の下りはさながらボブスレーのようであった。
右:湯ノ丸山 距離は短いけれど、意外と斜度がきつかった。
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コメント
テレマーク未経験。
楽しそうなので、うらやましい!!
投稿: pace | 2006/02/22 02:04
paceさん、blogいつも拝見してます。
テレマークは、滑りが下手糞なので決して格好良くないんですが、スキーを履いて雪山を気軽に散歩できるのが楽しいです。
シーカヤックや自転車のツーリングなんかに繋がる楽しさですね。
投稿: Hiroki Yoshida | 2006/02/23 09:04