leatherman squirt P4
あるアウトドアショップのショウケースに展示されていたのが目に留まり、手にとって見ているうちに造りの良さが気に入ってしまい、そのまま買ってしまったもの。
ガーバーのクラッチも手にとって見たが、P4が金属・木工用鋁を備えていたのでこちらにした。
このサイズで唯一プライヤーを備えるleatherman squirt P4
waveやcharge Tiなどと同様、プライヤーを閉じたままでもナイフや鑢、その他のパーツを出し入れすることができる。しかもそれらの動作は非常にスムーズで且つメリハリが利いていて好ましい。
実際、この程度の大きさではちゃんとしたプライヤーとしての機能は強度的に期待できないが、普段キーホルダーにつけているビクトリノックス・クラシックにはない「掴む」と言うことができる分、日常のちょっとした雑用には重宝しそうである。
また、(ガーバーもそうだが)フルサイズモデルに比べるとプライヤー(S4/micraの場合は鋏)にスプリングが仕込まれ、常に開く方向に軽くテンションが掛かるようになっていてなかなか使い勝手が良い。小さくても良く考えられている。
昔からツールナイフと言えば、ビクトリノックスに代表されるアーミーナイフが主流であるが、プライヤーを備えたモデルは殆どなく、鋏についてもおまけ的に装備されているものが殆どである。日常生活においてはナイフよりもむしろプライヤーや(特に)鋏のほうが使う頻度が高いので、携行に便利なこの手のサイズがありがたい。
アノダイズド塗装されたハンドルは綺麗だが、直ぐに傷ついてしまいそうで残念である。
こちらはプライヤーの代わりに鋏を装備したmicra。
squirtにも同じく鋏を装備したS4があるが、こちらは初代PSTと同様にハンドルを一旦開かないと他のパーツを出すことができず、各パーツの動きもsquirt程スムーズでないことが欠点である。また鋏を使う際にハンドルの角が外側に向いて手に優しくないこともPSTと同じである。これから買うならsquirt S4かも知れないが、各ツールの機能では特に差がある訳ではない。どちらを選ぶかは個人の好みであるが、squirt S4に比べると7g軽い。
| 固定リンク
コメント