GARMIN GPSMAP 60CSx

「伝統」と「革新」の融合．．．Freeマガジン｛ahead」最新号：NEO CLASSICISMより、（なかなか面白い）
SiRF社のStarIII高感度チップを採用したGPSMAP 60CSx。今なおGARMINのフラッグシップモデルである。

現在使用している GARMIN eTrex LegendCx もそろそろ２年を向かえ、あちこちぶつけたり、ボディ外周のゴムが伸びてきて接着が剥がれてきたりと、少々くたびれ感が漂ってきた。ゴムの剥がれくらいは自分で接着し直したのだが、要するに見た目が汚いのである。

また、カヤックで使う際には防水パックに入れるのだが、防水パック越しだと、eTrexの前面に設けられたセレクトスイッチが非常に操作し辛く、些細なことではあるのだがその点が唯一不満に感じるところでもあった。

それに、海上で使う分には今の受信感度でも全く問題ないのだが、頭上を覆う樹林帯や高架橋の下などではたまに衛星をロストすることもあるので、できることなら高感度チップを搭載したモデルであるほうが有難い。

最新のeTrex系は、昨年秋頃からGPSチップが高感度タイプのHCxシリーズに取って代わられており、悪条件下での受信能力が大幅に改善されているらしい。
非常に興味が沸くところではあるが、まだ市場における安定性や信頼性などを考えると、今の時点で手に入れるにはちとリスクを伴うのではないか。

STMicroelectronicsのチップを搭載した最新のHシリーズか、はたまた実績のあるSiRF社StarIIIチップ搭載モデルか．．．

単に、MAP 60Csxが欲しかっただけなのである。