SUREFIRE E2D LED

SUREFIRE E2D LED Defender^®

先日届いた「DEFENDER」という名のLEDライトの正体はコレ。

SUREFIREというと、軍や警察の特殊部隊などで使用される対人用ライトや、銃火器に取り付けることができるような特殊ライトを製造することで有名なメーカーであり、これも、その名のとおり、セルフディフェンス＝護身用を目的としたモデルのLEDライトバージョンである。

対人用とか護身用というと何やら物騒な凶器のように聞こえるが、大きさや機能は普通のミニ・マグライトと殆ど同じで、その辺の量販店でも売っているただのフラッシュライトとなんら違わない。

ただ、他の安価なフラッシュライトと違うのは、全くムラの無い均一で非常に明るいスポット光を焦点調整なしで、しかも瞬時に発することができることくらいであろうか。

どのくらい明るいかはネットで沢山紹介されているのでそちらが参考になると思うが、長さ僅か13cmそこそこのペンライトほどの大きさでありながら、まるでサーチライトのような光の筋が数十ｍ先まで飛んでいく様は驚きの一言である。

使用するバッテリーは、CR123Aのリチウム電池２本。
単三型アルカリ電池２本のミニ・マグライトと比べるとランニングコストは少々嵩むが、低出力モード（これでもミニ・マグより明るいのだが）ならランタイムは76時間なので、普段の実用使用にも全く問題のないレベル。

むしろ、いざと言うときの高出力モードの明るさが安心感となり、その造りと質感の良さと相まって”持つ悦び”のようなものを感じさえする。

これまで、小型のフラッシュライトと言えばミニ・マグライトが定番で、僕も学生の頃からいつもカバンの中に入れて持ち歩いていたほどのお気に入りだったが、今のところはこのSUREFIRE E2DLが僕のお気に入りフラッシュライトとなっている。

E2DLのヘッド部。フラット光なので基本的に焦点調整機能は無い。
ベゼル周囲はレンズ保護を高め、また車の窓ガラスを割って脱出したりするのに充分使える強度がある。

プッシュ式のテールスイッチ。Hi/Lowの２段階切替が可能。
誤点灯防止のため周囲はスキャロップで覆われている。

ロゴ周辺を除いてボディにはグリップ性に優れる細かなチェッカリングが施される。
硬質の陽極酸化処理されたつや消しブラックメッキのため傷つき難く、質感は非常に高い。

2008年SUREFIREカタログのE2DLのページ。ライトもモデルも格好良いではないか。
SureFireIllumination_LoRes.pdfより抜粋。