G-1
今日から米国の某オークションで競売にかけられている、故JFK愛用のLeather Jacket。
JFK's famed "Air Force One" leather jacket
"Air Force One"であるにもかかわらず、実際にはNAVYのAviater's JacketであるTYPE G-1のようで、なぜ空軍(Air Force)のジャケットを着用しなかったのかは不明であるが、恐らく、当時の空軍は既にレザー製のジャケットであるTYPE A-2が廃止になり、ナイロン製のジャケットしか使用されていなかったことから、レザー製ジャケットを好んだJFKは、わざわざ海軍のTYPE G-1を好んで着用していたのではないかと思うのである。(あくまでも想像であるが...)
ホースハイドのA-2と異なり、ゴートスキンのG-1は、分厚い革の質感や襟部分のボアなんかがややゴツイ感じがするので、個人的にはやはり軽快でシンプルなA-2が好きである。
でも、こうして見ると、やはりG-1も格好良い...
こちらは同じG-1でも、ジャケットではなく、Grip Swanyのレザー製グラブの Model G-1B(Bはブラックの意味)。
素材は、ホースハイドでもゴートスキンでもなく、丈夫なステアハイド(牛革)。
縫製には米デュポンのケブラー繊維を使い、縫製に関しては永久保証している。
今やアウトドアやカヤックツーリングなどでは、軽くて柔軟かつ強度があり、防水や防風性に優れたナイロンなどの化学繊維が主流で、重くて動きにくく、汗や水にも弱いレザー製の衣服や道具は殆ど使われなくなったが、丈夫なレザーグラブだけは常に携行している必須アイテム。
特に、このGrip Swanyは、熱くなったダッチオーブンや火のついた焚き火の薪なんかを掴んでも全く問題ないくらいに丈夫で長持ちするので、定番中の定番。
アウトドアでなくても、災害時などに備えて鞄にも一組忍ばせていると安心。
馬革のA-2と牛革のG-1、ともに長年使い続けているお気に入り。
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