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2013/02/10

未修理返却

壊れてしまったデジタルカメラ、Olympus μ-8000がメーカーから未修理で返却されてきた。

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決してメーカーでも修理ができなくて戻ってきた訳ではない。

まだ4年ほどしか使っていないので、本来であれば修理をして、永く使い続けたいところだが、修理代金の見積が、モデルチェンジが近くて価格下落が激しい現行品機種の実売価格と殆ど変わらない値段だったので、わざわざ修理をしなくても、機能も性能も新しい現行品を買った方がマシと考えて修理をキャンセルしたに過ぎない。

修理をキャンセルしたのは自分の判断だが、一方で、陳腐化が激しく、且つ、修理ができるだけマシかもしれないがたかだか4年ほど前の製品の修理代金が現行機種の実売価格と同程度というデジタル技術の市場って一体何なのだろうかといつも考えてしまう。

デジタルカメラだけでなく、携帯電話やスマートフォン、PCやGPS、家中の家電製品と、今や電気のない生活は考えられないが、特にデジタルデバイスに関してはモデルサイクルが短過ぎ、それなりに高額製品であるにもかかわらず、使い捨て傾向が強いこの分野はやはりどうかしていると思わざるを得ない。

そう思いながらも、iPhone4sのデジタルカメラで写真を撮り、アプリでブログを書いている自分が居ることにやや矛盾を感じる日々である。

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