Souverän M600
MontBlanc Noblesseを使い始めてまだ二週間ほど。
当時と比べて歳をとったためか、今更ながらにボールペンなどと違って筆圧が軽く、とても書きやすいことに驚くばかり。
もっと早く万年筆の良さに気付くべきであった。(反省)
ただ、あいにく、もう一本のParkerは筆圧が硬く、カリカリして書き心地が良くないなど、クラブの引退記念に贈られた品とは言え、正直あまり良いものではない感じがして、Noblesseとは違うタイプのもう一本が欲しくなる。
色々調べて行くうちに、Noblesseとは違う点で...
・細めでスタイリッシュだがメタルのボディではなく、少し太めで軽く柔らかなタッチのセルロース(後注:セルロイドの間違いでした)製の胴軸。
・いつか緩んできそうな嵌め込みのキャップではなく、確実に締まり密閉が良い捩じ込み式のキャップ。
・ここが重要だが、カートリッジインク(コンバーター併用を含む)ではなく、ボトルから直接補充する吸入式のリフィル方式。
・初心者には贅沢だが、ペン先はやはりNoblesseと同じグレードの14Kあたり。
・かと言ってあまりにも敷居が高い高級、高額品ではなく、はじめの一本のような初心者にも使いやすい評価のもの。
と言った所が選定基準となり、最終的にこれらの条件を満たすものから、特にインク吸入式でありながら予算内に収まり、且つ、デザイン的にも一番気に入ったのがコレ。
Pelikan Souverän M600 Black/Red
with Edelstein Sapphire ink
Souveränと言えば緑縞のM400かM800が定番だそうだが、Bordeauxのような深みのある赤と黒の縞模様がとても美しく、M800ほど大き過ぎない、M400との中間的な大きさがバランスも良く丁度良かった。
Noblesseとの比較
サイズはF(細字)だが、噂どおり字幅は太め。Noblesseと較べても結構太い。
EdelsteinのSapphireはMONTBLANCのRoyal Blueより碧みがある。
親子ペリカンが描かれたキャップの冠と14Kロジウム装飾のペン先。
筆記具と言うより、趣味性の高い大人の玩具と言う感じ。
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