隠岐の島ツーリング(2日目)
ツーリング2日目。
普段の自分では珍しく、朝4時半に起きてテントの中で朝食を済ませる。
携帯電話が圏外のキャンプ場だったので当日と翌日の天気予報が確認できなかったが、前日の出艇時に確認した限りでは、風は前日よりも更に強くなるものの、せいぜい5〜6m/s程度の強さと風向きも北東〜東に振れることが予想されている。
そうすると、キャンプサイトから出て東国賀海岸までの状況で特に問題無ければ、追風&風裏となる西ノ島〜知夫里島の西岸は十分漕いで行けると判断し、もし駄目だったら無理せずキャンプ場に戻り艇を畳む覚悟で朝7時過ぎに出艇する。
湾奥から出るに従って波が高くなるが、漕げない状況でも無さそうなので先を行くことにする。
耳浦キャンプ場を出て直ぐの東国賀海岸の入り口。
相変わらず三角波で漕ぎ難いので岸には近づけず、別府立島も外側を大きく回り込む必要があるので先が思いやられる。
この先の国賀海岸の摩天崖にも負けず劣らずの東国賀海岸。
高さ250mの断崖絶壁はやはり圧巻。
外浜沖をショートカットして本命エリアの国賀海岸に差し掛かる。
本命の摩天崖を下から見上げる。
天気が悪くて写真映えしないのが残念。
波が高くて下を通過できなかった通天橋。
外側を回り込んでとりあえず上陸し、写真に収める。
天上界のロックガーデン。
国賀浦沖をショートカットし、屏風岩から前方の大神立岩を望む。
鯛の鼻を回り込み、入り口が穏やかそうな洞窟に入ってみる。
風裏で穏やかな海面だが時折1m程の波が来るので、狭い洞窟などにはなかなか入れなかったのがちょっと残念。
矢走二十六穴と呼ばれる洞窟穴が沢山空いた断崖を行く。
三度崎〜瀬脇を回り込むと、南東方向に視界が開け、知夫里島が見えてくる。
それと共に、断崖の風除けが無くなり、東寄りの風がモロに当たるようになる。
海面も一気に波が高くなり、白波が目立つ。
最初は知夫里島の南側に位置する立ヶ崎との見通しラインを一直線に沖合をショートカットするルートで漕いで行くが、東風による風波がどんどん酷くなってきたので、岸べたに寄るため、一時東風を真正面に受けながらも岸に向かって進路を変更する。
直線距離で4km程を1時間掛けて漕いでようやく西ノ島の南端、黒島鼻の灯台に辿り着く。
ここから赤灘の瀬戸と呼ばれる海峡を超え、知夫里島へと渡る。
東風は更に強く、瞬間的には8〜10m/sのブローを受けながらの海峡横断。
しかも釣り客を運ぶ漁船の往来が激しく、気が抜けない10分間であった。
海峡横断を終えて知夫の赤壁地帯へと突入。
丁度昼食休憩に良さそうな浜があったので上陸し、しばし休憩。
日差しもない上に、風裏にもかかわらず断崖を超えた風が浜に向かって巻き込んでくるので少し肌寒い。
大きな岩の影に隠れて風を凌ぎ、朝に仕込んであった昼飯用のフリーズドライとお茶で胃袋を鎮める。
途中の通天橋で写真を撮るために一度艇から浜に降りた以外、朝から6時間もずっと漕ぎ続けて来たので、ここでは約50分近くも休憩してしまった。
13:00丁度に出発。
目的地まではあともう少し。
知夫里島も海蝕洞窟がそこかしこに。
南端の立ヶ崎を回り込むと再び東よりの風をまともに受けることになり、一旦岸べたの進路を取るが、風を遮る地形ではないのが判ったので御越鼻、長尾鼻を一直線にショートカットして進む。
進路をほぼ真東にとり、御越鼻を目指す。
右前方に神島が見えるが、この風と波では寄り道する気にもならなかった。
そうこうする内にようやく島津島のキャンプ場に到着。
客のいない寂しい海水浴場だが、ひさしぶりの白い砂浜に、少し陽が差してきて心地良い気分になる。
東屋や炊事場のようなものは無いが、トイレとシャワーがあり、朝夜露に濡れたまま撤収したテントなどを乾かしたりして、しばしのんびりタイムを満喫する。
キャンプ場に続く遊歩道を少し戻り、島津島の頂上に向かう山道(侵入禁止になっていたが少し失礼して登ってみた)から見た風景。
本来ならここで2日目のツーリング終了となるところであるが、ここで今後の天気予報をチェックすると、翌日は朝から雨模様となり、風も更に強くなることが判明。
この日、ここまで漕いできた感覚からすると、翌日の風雨の中を中ノ島に渡ることは勿論、フェリー乗り場のある北側の来居港まで漕いで行くのも辛いことが予想できたので、サラサラの砂浜の上で快適キャンプを過ごすつもりであったが予定を変更し、艇とキャンプ道具を畳んでタクシーでどこか雨の凌げる場所へ移動することにした。
2日目:
工程:耳浦キャンプ場〜島津島キャンプ場
漕行距離:35km
天候:曇り 北東〜東北東の風6〜8m/s(時折10m/sのブロー)
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