HDS SYSTEMS EDC L1B Custom

HDS SYSTEMSのEDC Flashlight.





surefire E1B Backupと同じCR123A 1cellタイプの手のひらサイズなFlashlight。




surefire E1B BackupやOLIGHT M10 Maverickと一緒に。（左からHDS, E1B,, M10）
大きさはこれら二つとほぼ同じ。


HDSのEDCシリーズにはExecutiveやRotary，Tacticalなど幾つかのタイプがあるが、これはLE、即ちLaw Enforcement向けにデザインされたモデルで、ノーマル仕様に代えて更に発光効率に優れたCree XP-L CWのLEDに換装させたCustomモデル。

Cree XP-G2の通常モデルに対して約30%Upの明るさを持っている。

機能的には、さすがLE向けだけあって、デフォルト設定でもプライマリー140lumensから瞬時にmaximum325lumensの発光が可能である他、手元確認用のLow11lumens、2種類のストロボ発光、様々なカスタマイズ機能などが備わっていて、これらを全てテールにあるプッシュスイッチ一つで操作、設定が可能となっているなど、E1BやMaverickなどと較べるとかなりの多機能が備わっている。

多機能が良いかと言うと必ずしもそうとは言え無いが、少なくとも耐久性においてはステンレススチール製のベゼルや肉厚の6061-T6の航空機グレードアルミボディ（Feathercraft K1のフレームと一緒ですな）、ショックプルーフの電子回路パーツにIP67:防塵防水機能（水深60ftまで）など全てにおいてsurefireの上を行く造りである。

難点はカスタマイズする為のプッシュスイッチの操作が繁雑すぎて中々理解し辛く、まだカスタム機能までは手を出せていないが、デフォルト機能だけでも十分に満足できる仕様に仕上がっている。



取説は全て英語。ベイシックなオペレーションは直感的に操作できるが、カスタマイズとなると様々なパターンでテールスイッチを操作する必要がある。

7年使っているE1Bの後継機種であるEB1が期待されていた割にイマイチで、そろそろモデルチェンジの時期ではあるものの、何となく最近のsurefireには中華ライトに押されてカタログスペックだけに走り過ぎた感があり、次期Backupだけでなくsurefire全体の製品に魅力が無くなってきた今日この頃。

漸く、E1Bの不満点を解消してくれるEDCライトが見つかった。



E1Bに代わってbest EDCライトになりそうな予感。