« 2018初漕ぎ | トップページ | 宮川ショートツーリング »

2018/02/07

C. C. Filson Mackinaw Cruiser

先日久し振りに職場近くのアウトドアショップで表題のMackinaw Cruiserが20%引きで売られていたのを発見。


Filson Mackinaw Cruiser

色はフォレストグリーン。

でも、触ってみると“Mackinawってこんなにペラペラで薄い生地だったか...”と思うほど安っぽい作りでショックだった。


単なる思い込み或いは気のせいかもしれないが、自分の古いMackinaw Cruiserの方が触った感じでも生地にやや厚みがあり、着込んで柔らかく馴染んでいながらもまだまだしっかりした重厚感があるような気がする。

新しくなった黒のタグも何だか妙に洗練され過ぎていて本来の無骨なイメージからかけ離れている気がするし...

未だに現行モデルとして売られている事の方が奇跡に近いが、税込¥58,000-という価格に見合った品質や価値には思えなかった。

その内国内取扱は勿論、生産自体も辞めてしまうのでは無いかと少し不安。

手持ちのMackinawを大事にしようと思うのであった。


冬の定番、FilsonのMackinaw Cruiser。
赤x黒の格子柄が代表的だが、派手な柄が苦手なのでシンプル(地味)なライトグレー。
1平方ヤードあたり26ozの100% pure virgin woolを使用。ウールマーク付。



通常のMackinaw Cruiserに対し、袖と肩が更に2重になったDouble Mackinaw Cruiser。
1平方ヤードあたり24ozと少し生地が薄くなっているがズッシリと重く、正に森林警備隊のような労働者のためのジャケット。
20年以上前に国内某ショップで通常のMackinaw Cruiserと同じ値段で売られていたので即買い。

いずれのサイズも自分には大き目のUS40を洗濯機で洗って縮ませたので凡そUS38位のサイズ感。


軽さと保温性で言えばダウンが一番だし、強度で言えばワックスドコットンなどに敵わないが、水に濡れても保温性を維持し、焚き火なんかにもある程度対応できるなど、余程厳寒地でも無い限り、冬の衣類としては断然ウールが良い。



ここ数年は休日は殆どA-2やG-1と言ったレザージャケットばかり着ていたが、通勤や寒い時期にはやっぱりウール素材のアウターが手放せない。



かれこれ30年以上前に弟と物々交換で手に入れたgloverallのDUFFLE COAT。
着る機会は減ったが今でも現役。



英国ではReaferJacketとも呼ばれるPEA COAT。DUFFLE COATもそうだが、もともと寒い地方の漁師や船乗りのための防寒具が原型。
1平方ヤードあたり32ozのメルトンはMackinaw Cruiserの24〜26ozの凡そ1.5倍の厚みに相当。ダブルブレストの効果も相まってシングルブレストのDouble Mackinawよりも暖かく感じる。



学生の頃に来ていたShottのPea Jacket 740N。32ozメルトンに裏地にキルティング加工がされていて重厚な作り。
一度手放したが昔を思い出してヤフオクで安いのを入手。昔は安かったが、最近のは高くなってしまってちょっと手が出ない。


DUFFLE COATもPEA COATも今ではすっかり街着として定着しているが、どちらも船上という厳しいアウトドア環境で使われてきたものなので、自分の中ではちゃんとしたアウトドアウェアなのだ。



|

« 2018初漕ぎ | トップページ | 宮川ショートツーリング »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: C. C. Filson Mackinaw Cruiser:

« 2018初漕ぎ | トップページ | 宮川ショートツーリング »