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2018/09/25

西表ツーリング 3日目

ツーリング3日目。






この日の予報は波が1.5mまで落ち、風向きにもよるが自分の中でのパイミ崎を回る際の一応の基準を満たしている。

ただ、風は東風6m/sと、進行方向を考慮すると非常に悩ましい向きと風速。

翌日になれば、波高1m, 風も南東4m/sに落ちるので、回るなら翌日の方が良い。

なので、無理そうなら戻って崎山の浜で泊まる覚悟でパイミ方面に向かう事にする。




サバ崎、通称ゴリラ岩。




網取にある東海大学の沖縄地域研究センター。
ここから軍艦岩の調査に向かうと言う二人乗りのシットオントップカヤックにのった若い女性達(学生さん?)とすれ違った。




網取を過ぎるとパイミ崎が見えてくる。




先ほどのシットオントップとは明らかに違うニンバスのシーカヤックに乗った男前の若人と遭遇。
石垣島から出艇し、2泊3日で西表島を回って石垣島に戻るほどの強者さんでした。

APNEA ADVENTUREのプロガイドさん

この先の情報を頂いて先へ進む。




無事にパイミ崎を回航。
いつもここだけ分厚い雲に覆われていてどんよりとした雰囲気。
リーフの外はわずかなウネリだけだが、波がリーフ内に入り込み岸ベタには近づけない。




いつも立ち寄る水場代わりの滝。
今回は波が高く、近寄れない。



ここまでは、風裏と言うこともあり、特に風も強くなく順調に漕ぎ進むことができた。

しかし、ウビラ石に近づくにつれ、徐々に向かい風と波が高くなり始め、辺り一面白波に覆われて漕いでも漕いでも前に進まない状況が続く。GPSデータで見ても、それまでは平均して6km/h plusで漕げていたが、ウビラ石手前からは半分以下まで落ち込んでいる。


勿論写真など撮る暇もなく、肩の痛みに耐えながら1時間近く掛かって何とかベープ岩まで進むが、ここで一旦引き返す事を考える。

さっき会ったシーカヤッカーからの情報も含めて、今の状況は出艇時の予想(予報ではない)より少し風と波が強い。

当初の予定でも、無理そうなら戻る事を前提にここまで来ている。

今から戻れば、追風に乗って楽にパイミまで戻ることができ、穏やかな崎山湾でノンビリ過ごせるだろう。

水、食料も問題無いし、天候も明日の方が今よりコンディションが良くなる事も朝の予報で分かっている。

無理せず、ここは引き返す事が大事な決断ではなかろうか...と、


一方で、


向かい風と波が強いと言っても、海面の状況から平均して5m/s程度、ブローでも7m/s程度であり、特に危険なレベルではない。

昼時だが、デッキバッグに行動食のドライフルーツも入っているので、あと2時間は上陸しなくても大丈夫そう。

落水崎までは残り3km、仮に鹿川湾に入れずその先の浜まで行ったとしても残り5kmなので、頑張れば2時間で行けない距離ではない。

と言う考えも極僅かな時間の中で頭の中に湧き上がり、案外冷静に先に進むことを選択していた。


文字にすると大袈裟だが、パインのドライフルーツを多目に食べ、さんぴん茶をたっぷり飲み、パドルを峰のある側に持ち替えて気合いを入れて漕ぎ始めるとアドレナリンのお陰か特に不安もなく漕ぐ事ができた。




落水崎。
水量たっぷりに滝が落ちているが、東からの波で近づけない。残念。
鹿川湾にも波が入り込んでいて、奥の方でも波が砕けているような感じだったので、奥に入るのはやめておいた。




鹿川湾の先にあるビーチ。
過去に上陸したことは無いが、南西を向いている浜はここしか無いのであそこまで漕いで行く事にする。




ベープ岩から約2時間半、ヘロヘロになって漸く目的の浜に到着。
ここも荒れていたらどうしようかと心配だったが、リーフで遮られた浜は穏やかそのもの。




日陰と風除けを作り、太陽の位置に応じて身体の位置を移動させながら、横になって体力の回復を待つ。
この程度で弱音を吐くようではまだまだなのだが、まずは無事にここまで来れた事にホッとする。



この後、写真を撮る気力も起きずに、食事をして早々にテントに潜り込む。



3日目終了。






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