Folding candle lantern
折り畳みができるキャンドル(蝋燭)ランタン。
あまり見かけることがない屋根型のランタントップ。
PAT'D NOV.27 1900...などと描かれているとおり、100年以上も前に特許取得され、現在も生産国が変わってMade in USAの文字が消えたりして若干の違いはあるものの、ほぼ変わらぬデザインのまま生産され続けている。
過去には日本でこれと同じ屋根型の蝋燭ランタンが製造、販売されていたようで、偶にネットオークションなどで見かけることがあるが詳細は不明。
参考URL:https://thewoodslife.com/?p=82
素材はBrass(真鍮)。
ただのペラペラな薄い板なので、剛性感は全くない。
スクリーンも天然のマイカ(Mica:雲母)で、耐熱ガラスのような硬さや透明度をイメージしてはいけない。
底板の中央の枠にはめ込む蝋燭の直径は約30mm。
30号もしくはUCOのキャンドルであれば問題なく使用できる。
こんな感じで底板→側板→屋根の順に折り畳んでいくと...
厚さ約2cmほどの大きさに折り畳む(Fold)ことができる。
かなり無理矢理な感じで畳んでいくので、簡単に変形したり雲母の窓が壊れそうになるのが難点だが、そういうものと割り切りが必要。
専用のレザーケースに納めたところ...
レザーケースには使用するキャンドルを3本を収納することができるループ付。
本体と違い、革の質感はなかなか良い。
当たり前だが、ただの蝋燭なので炎は小さく決して明るくない。
ただ、芯式オイルランプ同様、加圧式にはない静かに揺らぐ炎がまるで焚火のようで見ていて飽きない。
徒歩ツーリングで使うにはちょっと重くて嵩張るが、シーカヤックなら何とかなるかも...
旅の途中の無人の浜の焚火の傍で静かに使ってみたい。
Stonebridge Automatic Folding Lantern
ちょっとレトロな、オールドスタイルに憧れる今日この頃。
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