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2019/10/05

MSR Dromedary Bag

海旅に必要不可欠な真水を安全に持ち運ぶためのWater carry bag。

 

MSR Dromedary Bag

 

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専ら海で使うのは10Lだが、予備として6Lを持っていくことも多い。

これの前にMSRロゴが青色だったのも持っていたのだが、いつの間にか紛失してしまい今持っているのは2代目である。

 

Kahunaを買った頃のGranstreamの大瀬さんや、沖縄カヤックセンターの仲村さんも使っていて、シーカヤック用の装備としてはメジャーな装備だと思うのだが、内側のポリウレタンコーティングのため中の水がウレタン臭くなってしまうのが難点と言えば難点。

そのため、殆どのユーザーが飲料や料理用に別途プラティパスのようなポリエチレン製のソフトウォーターキャリーを併用していて、自分も普段は勿論、今回の沖縄ツーリングでもMSR 10Lの他にプラティパス2Lx2とシアトルスポーツ5Lを持って行った。

しかし、既に前の記事に書いたようにバウ沈で1つを流失したり、他の二つも途中で飲み口のパーツ部分が剥離して漏水してしまい、結局残ったのはこのMSR Dromedary Bag 10Lと、水筒タイプのHeavy Cover Titanium Canteenとサーモマグだけという有様であった。

 

確かにプラティパスは匂いも付かず、軽いし特に山ではこれ一択なのは事実だが、寿命が短いことは覚悟して使わないと痛い目に遭う。

 

そう考えると、多少ウレタン臭くなろうとも、貴重な真水を安心して運搬できるのはこのMSR Dromedary Bag以外に無いだろうと思う。

 

普段の日帰りツーリングでも、ウォータージャグとしてカヤックや装備を水洗いしたり、シャワー代わりに水を浴びたりするのに使えるので、地味ながらも必要不可欠な装備として使い続けることであろう。

 

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MSR Dromedary Bagに接続できるMSRの浄水用フィルター:mini worksと、プラティパスやペットボトルなどに接続できる小さな浄水器:Sawyer mini。日本だと浄水フィルターは殆ど使う機会が無いが、離島ツーリングだと水の補給が難しい場合も考えられるので、念のため持っていくことも多い...

Sawyer miniは小さくて嵩張らないので最近はこちらがメインだが、肝心のプラティパスがお亡くなりになったので、ちょっと複雑な気持ち。

 

日本は飲料水に関しては非常に恵まれているが、やはり電気やガス、水道が無いところでは真水の有り難みが身に沁みる。

 

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