首都圏も解除の方針?
未だ緊急事態宣言が継続している北海道と首都圏1都3県。
まだ神奈川と北海道は依然として解除方針の目安である「直近1週間の新たな感染者数が10万人あたり0.5人程度以下」を上回っているみたいだけど、感染者数は減少傾向であるし、医療体制も改善されているとして、全面的に緊急事態宣言を解除する方針だとか。
25日にも首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言解除の方針 政府
漸くと言った感じで今後は経済活動の回復を目指す必要があるのだろうが、注意しなければいけないのは、今回の宣言解除はあくまでも(ある基準に照らせば)「緊急事態」状況を脱したというだけであり、決して新型コロナウイルス感染が収束した訳でもなく、ましてはウイルス感染に有効なワクチンや治療薬が開発された訳でもないことである。
今後は、より一層個々人の良識ある行動が求められるはずであるのだが、今ひとつそうした注意喚起がなされていないみたいで、緊急事態宣言が解除されたと同時に、大勢の人がこれまでのストレスを発散するかの如く外出し始めることが考えられる。
特に、事業者側が感染対策を講じることができる施設や有料のキャンプ場、駐車場が併設された公園などではなく、誰でもが出入りできてしまうような郊外の海や山なんかに皆が殺到してしまいそうで、地元民への負担が増加してしまうことが危惧される。
自分も早く海に出たいのは同じ気持ちであるが、行き先の状況を良く確認したり、場合によっては解除後暫くもそうした場所へは敢えて近寄らないなど良識ある行動をするべきではないかと思う。
他人はどうあれ、自分がどう行動すべきか、より一層試される時期にきたように自覚すべきである。
Play safe !
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