モーリシャス ブルー・ベイ付近で貨物船座礁事故
インド洋モーリシャスの南東沖の珊瑚礁で先月MOLの貨物船が座礁し、燃料の重油1000t以上が流出して周辺海域への深刻な海洋汚染が発生している模様。
これを受けて、政府もMOLが派遣する専門チームとは別に、海上保安庁やJICA:国際協力機構などの職員で構成される緊急援助隊・専門家チームを派遣するとか。
事故の詳細や原因はまだ不明であるが、10年前に発生したグレートバリアリーフでの中国船座礁事故に続く重大事故になる見込み。
周辺海域は日本の奄美や沖縄などの南西諸島と同じ珊瑚礁に覆われた地域で、船の大きさは違うけれど、過去に訪れた沖縄の海でも座礁したと思しき船舶の残骸が今も残っているのがちらほら見ることができる。
具志川島 2019年9月
この時は、既に船も朽ち果てていて一種の観光地のような感覚で見てしまっていたけど、事故当時は油の流出など環境影響も心配されたのかも知れない。
本来ならあってはならない残骸なのだと改めて考えさせられてしまった。
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