もう一度、Think Safe
およそ1年ほど前の日記から...
しかしながら、いくら頭で考えても実際に荒天に巻き込まれたら...波に揉まれて沈脱したら...
現実にはうまく対処できない確率の方が高いと思う。
報道やネットの情報によるシーカヤックの遭難事故でも、文字や上空からの映像ではその逼迫した状況は中々伝わらない。
そんなところで見つけた、とある動画サイトに掲載されていた二つの動画。
色々な意見はあるだろうが、Kayakerの目線で遭難の危険性を伝えることができるという意味ではその勇気を讃えたい。
ただ、敢えて個人的な意見を言うと、喫水が浅く、重心が高いシットオントップカヤックはシットイン(クローズドデッキ)のカヤックに比べると対荒性が低く、かつ、フィッシング用の場合はクーラーボックスやロッドホルダー、魚探などパドリング装備以外の余計なものが多いので、その分安全マージンが非常に低い乗り物であると考えざるを得ない。
加えて、全ての人がそうであるとは言わないが、総じて海に出る目的が「釣る」ことなので操船技術や安全への意識が「釣る」ことの次である人が多いように思う。
さらに言えば、手漕ぎのフィッシングボートもそうだが、一箇所に留まり釣り糸を垂れて当たりに集中していることが多いので、周囲への見張りや注意を払っていない点で、他の動力船に対する配慮も低いのが事実。
カヤックフィッシングをする人は、そうした事実が多いことをしっかり受け止めて、安全に海に出て頂きたいと切に願うのである。
思えば自分も学生の頃にディンギーで2度も事故っているので偉そうには言えないが...
それだけに、やはりカヤックで海に出る以上は同じような事故は避けなければいけないと思っている。
一番効果的なのは、先々の天気を良く読み、早めの行動と躊躇なく避難or撤退する勇気、そして極力岸から離れないこと。
もう一度...ではなく、常に"Think Safe"であるべきと肝に命じよう。
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