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2022/09/06

旅の前の憂鬱

旅の前はいつも憂鬱である。

特に今回は3年ぶりだから余計である。

しかも、最後に行った2019年の旅ではリーフに入る際にサーフに巻かれ、シーカヤック人生で初めて誰も人がいない無人の島で沈脱まで経験したので、今またその恐怖がフラッシュバックしてきてとても不安に陥っている。

全く初めての海域では無いので過去の経験を頼りに何とかなるだろうと思うのであるが、やはりいつもよりは緊張感が半端ではない。

日記には良いことしか書き残さないけど、本当はどれほど危険で怖いことかは自分が一番よく判っていて、そのための準備も怠らないよう努力しているが、それでも毎回憂鬱になってしまう。

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とりあえず今は別のことに集中してこの先のことは考えないようにしようと思う...

 

 

 

 

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コメント

あ、やっぱり南へ遠征ですね。

私も単独での縦走登山とか、一人でバックカントリーに入るような非日常へ出かける際、準備している段階では前向きですが、準備ができて出発が来るまでがとても憂鬱です。共感しました。

なぜか、こんなに憂鬱になるのは自分だけじゃないか?と思い込んでしまうんですねえ。
他の人も同じような気分になる、むしろ憂鬱になる人の方が多数派、ということはあまり考えないんですね。旅が始まればそんなことは忘れるのに・・

ぜひご無事で。そして楽しんできて下さい。
十分リスク回避できるだけの準備はしてあるはずですから・・

投稿: someno | 2022/09/06 21:56

いつもコメント下さりありがとうございます。
まさか共感されるとは思いもしませんでしたが、自分だけでは無いことがわかり安心しました。
somenoさんとは随分とカヤックでご一緒させて頂き、宮川でロール練習をしたり、内房や江東区内を案内して頂いたりとお世話になりました。
今回、カヤックは黄色のカサラノではないのですが、ニンバスのグリーンランドは持っていくつもりです。
旅のお守りとして心強い存在となると思います。
細心の注意を払いつつ、楽しんできたいと思います。
ありがとうございました。

投稿: H.Yoshida | 2022/09/07 12:50

やだなあ、お別れじゃないので、お世話になりましたとか昔の思い出話なんてしないで下さいよ。
Gパドルはあんまり使ってないので役に立つかどうか私にはよくわかりませんが、役立つなら幸いです。でも予備パドルであれば使う機会はない方がいいですよね。
K1でいい旅を。

憂鬱な状態はまだ完全に抜けてないと思いますが、経験に裏打ちされた自信があると思います。出発すれば憂鬱さはなくなりますよ。
お帰りになったらレポートでも書いて下さい。その様子を読ませていただきます。

投稿: someno | 2022/09/07 15:58

何だかお別れみたいなしんみりした書き方になってましたかね。失礼しました。
精一杯の感謝の気持ちの表現だったのですが...
グリーンランドパドルは少し長いですが、その分K1には丁度良い感じです。なのでアリュートパドルと使い分けようかなと思っています。
出発までまだ少し日にちがあるので憂鬱な日々は続きますが、多分現地に行けばそうも言ってられずに気持ちも前向きになれるでしょう。

投稿: H.Yoshida | 2022/09/08 08:01

H.Yoshidaさんやsomenoさんのようなソロの遠征はしてこなかった私ですが、行きつけの海域へひとりで出かける時でさえ憂鬱になることがあります。
でも、自然を前にした時に臆病であることはとても大切なことだと思います。
遠征は、無事帰宅して完成です。レポート楽しみにしてます。

投稿: 吐月工房 | 2022/09/08 12:29

あら、吐月工房さんからもコメント頂いてしまいました。
いつもありがとうございます。
自然を前に臆病であること…これをサラッと言えるところが実に格好良いなといつも思っています。無事に家に帰ってきて初めて完成と言うのも本当にその通りだと思います。
操るカヤックのタイプやツーリングのスタイルこそ違いますが、根本的な自然への向き合い方は違わないと思っています。
初心を忘れず、自分の気持ちの中の臆病風を判断基準にしてジャッジメントして行きたいと思います。

投稿: H.Yoshida | 2022/09/08 22:26

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