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2023/02/23

機械式腕時計を扱ったTV番組

以前、と言っても今から四半世紀以上も前だが、某民放で放送された機械式腕時計の特集番組。

当時のcal.861を搭載したOMEGA SPEEDMASTERの裏蓋を外してクロノグラフ機構の作動の様子を映すなど、実際に内部の動きを見る機会が無かった時代に中々頑張った番組であった。

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その他にも、ジラール・ペルゴのトゥールビヨンやユリス・ナルダンの天文時計ガリレオ・ガリレイ、ブランパンのミニッツリピーターと言った一般人には手が出ないようなコンプリケーションに、スイスのコンクール用に制作されたSEIKOのcal.05など、マニアックな内容がてんこ盛りだった。

今ではこんな番組なんて作れないんだろうな。

ネットや雑誌にしてもメーカーの請け売り記事か価格情報くらいしか掲載されていない。

情報化社会と言われるけど、質という意味では昔の方が余程良いモノを作っていたと言わざるを得ないかな。




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2023/02/21

NAVITIMER 806 とともに…

漫画家 松本零士氏がこの世を去ったとのニュースが流れた。

70年代のSF漫画やアニメで有名になった方だが、自分の中では大の機械式時計好き、中でもBREITLING NAVITIMER 806やOMEGA SPEEDMASTERなどを始めとする機械式クロノグラフへの深い愛情を持った方で有名であった。

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氏が上京して初めて銀座の天賞堂で買ったと言われるのがこのBREITLING NAVITIMER 806。
当時はOMEGA SPEEDMASTERの半額だったからだとか...

時計雑誌にも数多く寄稿しており、NHK BS2の旅紀行番組では機械式時計の故郷スイスに渡り、OMEGA社やZENITH社の工房を訪問するなど、メディアを通じて機械式クロノグラフの魅力を発信していた人でもあった。

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自社で一貫生産している、後にマニュファクチュールと言う時計用語を日本に広めたZENITHの工房では、例の有名メーカー向けにも製造されているエル・プリメロが詳しく紹介されていて、流石はNHKだなと思ったりしていた。

 

自身の作品や世界観には、宇宙や大空への憧れと共に、機械が持つある種擬人化された想いも込められていて、道具への拘りと愛着心が感じられるのが魅力であった。

 

故人の冥福を祈る。

 

 

 

 

 

 

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2023/02/14

Return to 16600

銀座の雄猫にChronomatを暫し預けたので久しぶりに16600との生活が戻ってきた。

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多機能なChronographの文字盤と違いシンプルな3針の文字盤だけど、それが却って慣れ親しんだ左腕にはしっくりくる。

もう直ぐ丸30年の付き合いとなる16600。

今じゃ中古価格でも手が出ない代物になってしまった。

まだまだ頑張ってもらわねば。




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2023/02/12

横瀬島で珈琲タイム

2月とは思えない陽気に誘われいつもの三浦でチョイ漕ぎ。

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雲が多く今一な天気だけど、時折見せる太陽の陽射しが暑いくらい。

横瀬島でノンビリ珈琲タイム。

小さな焚火が心地良い。

 

 

 

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2023/02/09

雄猫 in GINZA

銀座のとある雑居ビル。

突如現れた雄猫の後ろ姿。

D型だろうか...二基の巨大なF-110エンジンが圧巻。

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中に入ると技術者の方が出てきて丁寧に対応して下さった。

隣りには素敵なラウンジが...

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セルフだけどドリンクサーバーもあって待つ間に珈琲を頂く。

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初めて行ったが中々良い所であった。

 

 

 

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2023/02/02

バッテリー交換

昨年末にサービスに出して約一ヶ月。

漸く出来上がって受け取りに。

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購入して早や30年。

クォーツ時計にしては未だバッテリー交換以外のトラブルは一切ない。

それに比べて、昔持っていたBREITLINGのクォーツなんかは夏の陽射しで秒針がグルグル回ったりしてトラブル続きで、それ以来クォーツ時計は信頼していないのだが、このTAG Heuer 3000はそれとは雲泥の差。

まぁカミさん用なので乱暴な扱いをしていないと言うのもあるかと思うが...

文字盤のトリチウム夜光も未だ薄っすら光っているし、大したモノである。


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