« 2023年2月 | トップページ | 2023年4月 »

2023/03/27

Cal.9SC5

遂に出ました。

GS初のメカニカルクロノグラフ。

GRAND SEIKO TENTAGRAPH

これまでGSのクロノグラフと言うとスプリングドライブで文字盤のインダイアルデザインもイマイチだったが、今回のは完全なメカニカルクロノグラフでオーソドックスな横三つ目のインダイアルデザイン。

DaytonaのCal.413xと違い、小秒針を3時の位置(9時位置で無いのは少し残念)に配置し、左右非対称としたことで、Daytonaのような正面から見てクロノグラフ用のセンター秒針と3時,9時の積算計が作り出すあの大嫌いな漢字の”山”状態になっていないのが良い。

ムーブメントの9SC5もCal.413xに負けず劣らずの両持ちテンプ受けに巻上げヒゲゼンマイのフリースプラング方式。独自のエスケープメントとツインバレルによりエルプリメロと同じ10振動のハイビートムーブメントながら約72時間のパワーリザーブ。

チタンケースは賛否分かれそうだけど、ようやく世界の第一級品と肩を並べる機械式クロノグラフが登場した。

文字盤も、インダイアルの配置やデザインだけでなく、全てのアワーマーカーに夜光塗料が塗布されていているなど、視認性が決して良く無い自動巻きDaytonaのデザインと比べても大変好ましい。強いて言えば、より視認性を高めるためにもマットブラックがあれば尚良いかなと言うところ。

ただ、日本人としては大変嬉しい限りだけど、価格も超一級。

ステンレススチールの新型Daytonaが買えてしまう価格である。

ため息しか出ないな...

 

 

 

 

| | コメント (0)

誕生60周年

誕生60周年だとか...

New Cosmograph Daytona

 

外装はあまり変わった感じがしないが、ムーブメントは新しいエスケープメントや耐震装置が装備されてCal.4131となった。

ただ元々のCal.4130同様、6時位置にある小秒針や若干12時方向にオフセットされた3時と9時位置のクロノグラフ用30分積算計と12時間積算計の位置関係がどうにも好きになれない。

やっぱり小秒針は9時位置にあるのが一番バランスが良いと思う。

 

その他、特筆すべきはPt950ケースモデルに初のTransparent casebackが採用され、透明の裏蓋から18ct Goldの自動巻きローターを搭載したCal.4131を見ることができる。

個人的にはゴールドモデルなど、ステンレススチール以外の貴金属ケースは柔らかいし、金色が派手で決して好きでは無いのだが、Ptモデルなら見た目はスチールと変わらないし、ケース強度もかなり硬い素材なので、お金さえあればPtモデルは気になる存在。

 

ただスチールモデルでも170万円以上の高値だし、Ptなどは夢のまた夢である。

 

かつては労働者の時計とも呼ばれていた実用重視のメーカーだったが、もはや労働者層には到底手が届かない高嶺の花になってしまった。

 

残念。

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2023/03/21

Khatsalano-S in the rain

何とか保つかなぁと思ったけど甘かった...

Dscn5813

実に1年8ヶ月ぶりのKhatsalano-Sだったが...

Dscn5798

小雨パラつく中でカヤックをバラし、濡れたまま収納パックへ...

只今ベランダで乾かし中...

トホホである...

 

 

 

| | コメント (0)

2023/03/19

TEN-CHAN'S HAIRSPRING

機械式腕時計の仕組みが学べる体験型展覧会

TEN-CHAN'S HAIRSPRING by Seiko Seed Harajyuku

イラストなどを多用した子供向けの展覧会であるが、電池を使わない機械式腕時計の心臓部とも言える天賦とヒゲゼンマイの仕組みや、自動巻の仕組み、歯車の形状による抵抗力の違いなどが簡単に体験でき、機械式腕時計に興味がある人は行ってみても良いかも知れない。

Img_5648
若者の街、原宿の一角にひっそりと佇むSeiko Seed Haerajyuku。
通りすがりにちょっと寄ってみる...というような感じには行かないかな...

Img_5638
機械式時計の心臓部、天賦とアンクル、ガンギ車の構造と仕組みがディスペレイモデルで解説されている。
チクタクチクタクの音もヘッドフォンから聴くことができる他、実際の自動巻腕時計を使って竜頭の巻き上げや裏側からローターの動きも見ることができる。
機械式腕時計に興味がないカミさんも興味深げに楽しんでいた。

Img_5641
Balance Wheel & Hairspring
ヒゲゼンマイの太さは髪の毛ほど、伸ばすと15cmにもなるという。

Img_5644
SEIKOの自動巻ムーブメントの構成図
高級機ではないが、ルーペを使って見ているだけでも楽しい。

Img_5647
最後はここでスタッフから記念写真を撮って貰える。
もちろん、丁重にお断りしたが...

 

おまけ

帰りに歩いて表参道のUPIへお立ち寄り...

前から欲しかったカヌーイスト憧れのDuluth Packを衝動買い。

Img_5656

Img_5655
タグの裏には縫製した職人の手書きのサイン入り

Waxed cotton, Made in USA.

 

 

 

| | コメント (0)

2023/03/14

小網代往復

昨年10月以来の吐月工房さんらとの海漕ぎ。

608c286be7f24fec941dfa7b224916bd

久しぶりに諸磯まで来たけど思いの外早く着いたので小網代まで足を伸ばす。

4fe18e8c103445c1be5efd1293ea25e9

帰りはいつものようにすましと海岸でゴミ狩。

1a76fc1c38014e1e9b5a913f6ab29352
相変わらずの焚き火跡が酷い。

Fc4d0c6c36654e51be68edaa45d9755a
Photo by 吐月工房さん

収穫したゴミ袋をデッキに括り付けて宮川へ戻る。

 

天気イマイチで写真映えもせず、宮川のまるよしさんも満席&行列で断念するなどちょっと残念な一面もあったが、久しぶりに皆さんらと一緒に漕ぎ&ゴミ拾いして充実した1日であった。

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2023/03/08

歩度調整

入院から一ヶ月。

漸く退院。

5710fd2854bf4b2f9ba129bae33ecdbc

特に故障した訳では無いのだが、昨年秋頃から少しづつ遅れ気味になったことで念の為ムーブメント内部の点検と歩度調整を実施。

若干プラスに調整されて戻ってきた。

さて実際に腕につけてみて精度がどう変わるか楽しみである。

5c016eab2a104484a446b188ecb71416

久しぶりに一ヶ月程腕に装着していたSea-Dweller 16600。

シンプルなデザインであるが、一番使いやすい時計である。

かれこれ30年になるが精度と防水性は今でも健在。

1185f8ad0d0c49238eaf413dde777b26

GINZAのシンボル。

この雰囲気だけは残して貰いたいものだ。











| | コメント (0)

« 2023年2月 | トップページ | 2023年4月 »