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2025/10/19

ISOSHIGI

今回の旅でのもう一つのうれしい出来事。

レストラン&カフェ ISOSHIGI

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過去何度もここのお店にはお世話になっていて、今回も是非寄りたいと思っていた。

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残念ながら、今は通常営業していないようだったが、最終日前夜に店に灯りがあったので行ってみると奥様と今は沖縄で暮らしていると言う娘さんが中で寛いでいたので挨拶することができた。

聞くと、今は奥様の体調のこともあって通常営業はしていないが、事前に連絡すると対応してくださるとのこと。

この日も、明日到着予定のGranstream大瀬さん達のツアー打ち上げの準備のために店に来ていたそうだ。

自分も昔、何度もここのオーナーのポールさんや奥様にお世話になったのでお礼に挨拶にきたことを伝えるととても喜んでくださり、ビールの差し入れや奥様とのハグ、二人でポールさんの写真と一緒に記念写真などと、しばし嬉しい時間を過ごすことができた。

奥様もまだまだ頑張って店を続けるとのことだったので、是非また訪れることを約束して店を後にした。

 

もう一つの奄美の思い出であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025/10/17

奄美加計呂麻

13年ぶりの加計呂麻。

前回は3泊4日での初めてのソロ加計呂麻1周だったが、今回は2泊3日での古仁屋〜ヤドリ浜という僅かに1周に届かないツーリングとなった。

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天候は、台風23号の影響で古仁屋到着日の翌日から2日ほど停滞したが、徐々に風が収まり始めた12日からは終始晴れの日が続き、絶好のツーリング日和となった。

正直、ここ最近の年1回のキャンプツーリングではあまり天気が良くなく、思い通りのツーリングができなかったが、今回は某晴男との出会いのお陰か、何とか気持ちの良いツーリングができた気がする。
それに、某晴男との出会いも台風の影響が無ければ出会っていなかったかも知れないので、そう言う意味では台風の影響でさえ、良い方向に導いてくれた非常に稀なケースだったかも知れない。

 

ツーリング初日:

スタートは古仁屋漁港のスロープから。

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2010年の奄美シーカヤックマラソン以来の古仁屋漁港だったけど、殆ど何も変わらず、「気をつけて行けよ」と地元の方に声を掛けられて気持ち良くスロープを午前9:30にスタート。

海況はまだ台風23号の吹き戻しの北西〜西北西の風がやや強く残っており、終始5〜7m/s(最大瞬間だと10m/s超えの時も...)の向かい風に逆らってのパドリング。

途中、前方から追い風に乗って軽やかに進む白のカタマラン艇とすれ違う。

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お互いの安全を祈り、写真を撮り合ってそれぞれの進路にバウを向ける。

その後は以前にビバークしたデリキョンマ崎などを横目に、水分補給時以外は殆ど休憩なしで13:00少し前に実久ビーチに到着。

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内心、上手くいけば区長の許可を取って江仁屋離で一泊とも思ったりしていたが、一向に風が収まる気配が無いのでここでビバークすることに...

漕行距離:16.6km

浜の茶屋でビールを買い、まだ風が強い実久海岸を見ながらのんびり過ごす、至福の時間。

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13年前と何ら変わらず、阪神タイガースファンの茶屋のお母さんも元気そうだった。

 

ツーリング2日目:

夜半頃まで風が強かったが、翌朝には風も収まり良いコンディション。

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まずは前日行けなかった江仁屋離に向けて出発。

島の南側にある岩場に珊瑚の群生が見えたので少しだけスノーケリング。

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1時間ほど時間を潰して西阿室に向けて江仁屋離を後にする。

2時間程掛かって西阿室に到着。

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暑いのと今晩の冷えたビールを買いに茂岡売店でまずはシロクマアイスを食す。

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氷の販売はやっていないとのことだったが、この後カヤックでハミヤ島に渡るので夜まで買ったビールを冷やしておきたいと伝えると、自宅から2Lのペットボトルに入った水を凍らせた物を持ってきて「お金は要らない」と分けてくださり「これから風が強くなるので気をつけて」と気遣ってくださった。

人様の親切が心に染みる一瞬である。

そんなこんなで冷えたビールと氷を入手して、13:00に西阿室を出発。

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西阿室を出ると、店主の言葉どおり急に4〜5m/sの西風から南東風へと安定しない風が吹き、加えて下げ潮による請島水道方面への西から東への潮流が重なり、荒れた海面を南西方向へバウを向けてフェリーグライドでハミヤ島へ向けて漕いでいく。

中々近づいてこないハミヤ島。

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14:20 やっとハミヤ島に到着。

漕行距離:22.1km

着いたは良いがこれで終わりではないのが辛いところ。

今年初めてのビーチキャンプなので、まずは日陰となるタープを張り、その下に西日に備えてテントを建てて影を作り今宵の寝床を確保する。

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流木を集め、焚火を熾し食事の準備。

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与路島の向こうに夕陽が沈む。

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この後、月が出るまでの僅かな時間だけど、満点の星空を眺めながら冷えたビールと黒糖焼酎で無人島ライフを満喫する。

 

ツーリング3日目:

この日も快晴の中、汗だくになりながら夜露に濡れたテントやタープを乾かしながら撤収し、エメラルドグリーンの海面に浮かぶ。

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実質最終日となるこの日、元々は伊子茂か諸鈍のどこか良さそうな浜でキャンプするつもりだったのだが、期待していた幾つかの浜は個人的にどこもイマイチで、放浪すること暫し悩んだ挙句、東海岸の徳浜まで足を伸ばすことにする。

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崎根鼻を超えて東海岸はやサーフが立っていたが、危険なほどでは無く、無事に徳浜に到着。

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早速、ケンムン茶屋で冷えたビールを頂く。

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カヤックで来たと言うと、前日にGranstream大瀬さんたちのツアー9艇がやってきて賑やかだったとのこと。

自分も大瀬さんにはお世話になっていて、数日前にはヤドリ浜でキャンプしていたことや、14年前にここをカヤックで訪れていたことなど話をすると、色々もてなしてくださり、生のグアバや島バナナなんかを差し入れて下さいました。

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浜を出艇する際には見送りに来て写真まで撮ってくださりました。

実久の茶屋のお母さんもそうだが、ここのお母さんも優しくて素敵な方なのである。

因みに、徳浜でのキャンプは昔と違い今は断っているそうなので、ここでキャンプできればと思っていたが、キッパリと諦めて先に進むことにした。

そんな訳で、この先は荒れた時は近寄れないほどの断崖が続く東海岸なので、結局はヤドリ浜まで辿り着いてしまったことから、ここでツーリングを終えることにした。

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漕行距離:26.6km

 

まぁ、2泊3日のツーリングは短いと言えば確かに短かったかも知れないけれど、それでもしっかり無人島での焚火キャンプができたし、実久や西阿室、徳浜のそれぞれのお店の方からはとても親切に接して頂き、決して商業ツアーでは味わえない旅の醍醐味はあったと思う。

それに、翌日はのんびりと1日掛けてカヤックを洗って乾かして分解・撤収できたり、古仁屋の地元の食堂で評判のカツ丼にありつけたりと、1日早めに終えたことでできたこともあったので、自分なりには大変充実した今回の旅であった。

出発前には台風22号、23号でかなり凹んでいたが、来年もまた行きたいと思う今日この頃である。

 

 

 

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2025/10/12

実久

13年ぶりの実久でビール

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北西風がまだ強く結構きつかった。

今日はここで泊まります

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2025/10/11

今年の奄美は...

9日に奄美入りしてはや三日。

台風23号の影響でまだカヤックを組み立ててもいない。

その代わり、今回は古仁屋で偶然にGranstreamの大瀬さんらとバッタリ再会。

翌日のヤドリ浜の宿りの下で、大瀬さんら3人に加え、以前からヤドリ浜でキャンプされているウィスコンシンから来た日本人の女性と鳥取から来た若い男性の総勢6人で雨風を凌いでの憩いのキャンプで夜を明かす。

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一夜明けた本日は、ヤドリ浜でスノーケル中に漸くウミガメに遭遇。

これまで海面からしか見たことが無かったので少し嬉しい。

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そして、夕食に立ち寄った古仁屋の小料理屋で声を掛けて下さったオーストラリア人のヨット乗りと島の船頭さんのお二人に招かれて42ft級のヨットの船上で軽く一杯ご馳走になってしまう。

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まだカヤックを組み立ててもいないのに、何かと出会いが多い奄美の三日間である。

明日からは漸く何とか漕そうな感じになってきた。

 

 

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