メーカーで部品が欠品していたとかで予定が遅れ、ようやく退院してきたMy折畳み自転車のBianchi Fretta '04。
見た目は殆ど変わっていないが、リアホイールのスポーク数が24→36本になってしまった。
もともと自分であれこれと自転車をいじくるほどの拘りがある訳では無かったので、Frettaに関しても全くの無改造で乗ってきたが、非力なエンジン故にそろそろ7速しかないのを何とかしたいと考え始め、色々ネットで調べたり店を探したりしてようやく実行に移すことができた。
まず、僕のFrettaはフロントディレイラー用の台座もないし、そもそもクランクシャフトとリアホイールまでの距離が短いBD-1系の小径折畳み自転車にはフロントダブルは設計上の無理があるそうなので断念。
そこで、色々考えた結果、r&mにBD-3 integoがあるのと同様に、Frettaにも内装3段x外装8段のSHIMANO integoを搭載することにした。これならばチェーンの干渉や繊細なディレイラー調整などからくるトラブルの心配もない。
SHIMANO NEXAVE C530 (intego) 内装3段式ハブと外装8段システム。
内装コントローラーはハブに取り付けられる。外装リアディレイラーはディオーレのほうが相性が良いとのこと。
内装3段x外装8段のギア比とStandardとの比較(下がStandard)。
7→8段による効果も加わって、ワイド側で3段,テレ側で2段が追加された感じである。
もちろん、内装変速機のお陰で24段どの組み合わせでも使用可能である。
軽く乗ってみただけであるが、その効果は絶大。まるでマウンテンバイクのようなワイドレンジであるが、停止時でも変速できる内装変速機の恩恵で、街中でのSTOP & GOも楽になった。
Standard時よりも若干重くなってしまったこと、リアホイールがクイックレリーズでなくナット止めになってしまったことがデメリットであるが、自分にとっては、それらを補って余りあるほどの効果であった。
その他...
ついでと言っては何だが、今回フロントのスプリングとリアのエラストマー(樹脂)も交換。特にリアは硬質樹脂からスプリングに変えるだけで乗り心地が随分改善されて、あのゴツゴツした感じが無くなった。純正よりも固めのフロントスプリングは、ハンドルのふわふわ感解消に期待ができそうである。
ついでに、フロントとリアのサスペンションも交換。
ゴツゴツした乗り心地が無くなり、固めのフロントスプリングでハンドルのブレを解消。
これで僕のような非力なエンジンでも、もう少し楽なツーリングができるであろう。
はやくもこいつに乗って何処かへツーリングに出かけたくなってしまった。
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